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「セックス・ロボット」が身近な存在になる時代は近い? ここにもAIの倫理問題が

人工知能

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(セックス・ロボット「Roxxxy」とその開発者のダグラス・ハインズ氏)

 

いわゆる「セックス・ロボット」は近い将来身近なものとなり、生身の人間との行為はどんどん減ってゆくだろう、と述べている専門家がいる。

 

ロボットとの性愛を研究する国際会議なるものが存在するらしく、そこに出席したトルーディー・バーバー博士は「25年以内にセックス・ロボットは社会的に容認される存在になるだろう」と発言した。

 

バーバー博士はテクノロジーがセックスに与える影響を専門に研究している第一人者。

 

「私たちは自分自身の生活に没頭する日々を送り、同時にテクノロジーによってものを考える習慣にはまり込んでいる。そのためロボットとセックスをするという発想が、私たちの進化の過程に自然に流れ込んでくる可能性が高い」

 

「私の意見では、人がロボットと恋愛関係を持ち、そこに価値を見出すということが起こると思う」

 

同時に博士は、ロボットのおかげで、私たちは人と行う本当の性交をより大事にするであろうとも述べている。

 

すでに販売が始まっているセックス・ロボットには「Rocky」や「Roxxxy True Companion」と呼ばれているものがある。

 

値段は約7,000ポンド(約100万円)。

 

ロボットに使用されている技術が進歩するにつれて、値段はもっと手ごろになるとみられている。

 

人工知能(AI)の専門家の中には、セックス・ロボットの普及のせいでセックスに関する非現実的な妄想がより拡大されてしまう、と警告する人もいる。

 

情報工学の専門家ノエル・シャーキー博士は、ロボット産業が性風俗に与える影響が大きくなりすぎないよう、政府が働きかけるべきだと訴えている。

 

それに対して上記のバーバー博士は、ロボットは「人類に付属する一種」として将来社会に受け入れられるだろう、と主張。

 

「セックス・ロボットが「いつ受け入れられるか」ではなくて「いつ私たちの社会に入り込むか」ということが問題なのです」

 

「私たちはこの社会に様々なタイプのセクシャリティを持つことができます。人類というものがそれを楽しまないほど愚かだとは、私は思いません」

 

セックス・ロボットがもたらすインパクトは、人間とロボットの関係にまつわるさまざまな倫理問題につながってくる。

 

たとえば、ロボットはパートナーである個人に関するデータをどの程度まで保有することが許されるか。

 

またロボットはあくまで受け身でセックスをするだけなのか、それともロボット主体で積極的に人を誘惑することができるのか、などという問題がすでに議論されている。

 

   

 

www.express.co.uk