ホーキンス博士 AIがもたらす「利点」にも期待

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ホーキンス博士は人工知能(AI)が人類にもたらす危険性についてしばしば警告してきた。

その一方で、AIのもたらす良い点についても大きな期待を寄せていることが分かった。

 

スティーブン・ホーキンス博士はケンブリッジ大学の「Leverhulme Centre for the Future of Intelligence」(LCFI)立ち上げの席でスピーチを行った。

この「LCFI」とは、人工知能の驚異的な発展によって引き起こされる数々の問題に取り組むことを目指し、学問分野の垣根を越えて研究を行う学会である。

 

博士は「私たちは歴史を学ぶことに大変多くの時間を費やしています。しかしその歴史を直視してみると、そのほとんどが愚かさの歴史であることが分かります。ですから、その代わりに人工知能の未来について研究するのはとても歓迎すべき変化なのです」。

 

世界的な物理学者であるホーキンス博士は常々AIの脅威について「もし意志を持つスーパーインテリジェンスが開発されれば、人類は自分自身を崩壊へ導く設計者となってしまうだろう」と警告を発してきた。

 

しかし博士は同時にAI研究がもたらすポジティブな面もすばやく目を付け、強調した。

 

AIの開発が進むことで私たちが期待できるメリットはたくさんあります。AIによって私たちの能力がより強化された場合にどんなことが出来るのか、それを具体的に予測することはできません。おそらくこの技術革命による新しいツールを使うことで、以前の「革命」、すなわち産業革命によってもたらされた自然界へのダメージの一部を修正することができるようになるでしょう。最終的には疫病や貧困を根絶することを目指すことになるはずです」。

 

私たちの生活のあらゆる側面が変化することになるでしょう。すなわち、AIの開発に成功するということは、私たちの文明の歴史で最大の出来事になるのです」。

 

AI分野のパイオニアであるサセックス大学のマーガレット・ボーデン教授は、このような議論の進展を評価している。

 

教授は2009年のような最近でも、AI 研究者すらこのトピックを真剣に議論していなかった、と語る。

 

またIT業界のパイオニアたちの中にもAIのもたらす危険性について発現している人がおり、イーロン・マスク氏はスーパーインテリジェンスが人類にもたらすダメージについて懸念を示している。

 

   

 

www.theguardian.com