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IT5大企業が参加するAIパートナーシップ アップルとスペースXは不参加

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いわゆるIT業界の“5大企業”が人工知能(AI)の未来に向けてパートナーシップを組むことが発表された。

 

同時に、同じくIT業界に大きな影響を持つほかの2社がこのパートナーシップに参加していないことも大きく注目さている。

 

グーグル、フェイスブック、アマゾン、IBMマイクロソフトの5社は、一般社会におけるAIについての理解を高めるとともに、将来の研究で求められる基準の策定などを行うパートナーシップに参加する。

 

これはロビー活動をする団体ではなく、研究開発を行い、高いレベルの業界慣行を推奨するなどの活動が目的で設立されたもの。

 

参加する5社については、IBMのワトソンやアマゾンのAlexaなどそのAI関連製品がすでに普及しているところもある。

 

またグーグルについては英ロンドンに拠点を置く子会社「DeepMind」がこのパートナーシップへの参加を取り仕切っている。

 

DeepMind社はAlphaGoによって世界的な実績を残し注目された会社。

 

興味深いのは、アップルが参加していないことだ。

 

アップルもパーソナル・アシスタンス、画像認識、音声制御などのAI分野には熱心な活動を続けてきた。

 

しかしこの会社は、他社が共同作業を進めているのを尻目に独自路線を行くスタイルを続けてきた会社だ。

 

たとえば2015年、アップルはイギリス国家の捜査権力に関する法案について反対声明を発表した。

 

このとき、フェイスブック、グーグル、マイクロソフトツイッター、ヤフーの5社は共同で反対声明を発表しているにも関わらず、アップルは単独で声明を発表しているのである。

 

マイクロソフトのエリック・ホーヴィッツ氏によると、今回のAI関連パートナーシップについてもアップルと話し合いを続けてきたという。

 

「アップルも私たちの取り組みに関心を示していました。個人的にはアップルに参加してもらいたい」と語っている。

 

またイーロン・マスクが立ち上げた「OpenAI」も今回のパートナーシップに参加していない。

 

このOpenAIは10億ドルの資本金が投入されており、AIリサーチラボとしては業界最大の資金力を誇る組織のひとつだ。

 

OpenAIの創設者の一人であるグレッグ・ブロックマン氏は「今回のパートナーシップの創設を喜ばしく思います。業界内で協力体制ができるのはよいことです」と外部からの協力を示唆するにとどまっている。

 

   

 

www.theguardian.com