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フィンテックは金融業界をどう変えるか 個人投資家へのアドバイザー業務はどうなる?

フィンテック

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ニューヨークもロンドンも、証券取引所は今や外部の人に見せるために存在しているような感がある。

 

実際のトレーディングはロボットによって自動的に行われているからだ。

 

 

【ロボ・トレーディングの登場】

ニューヨーク証券取引所やナスダックで行われている全取引のうち約4分の3は、複雑なルールの組み合わせにしたがって起動するコンピュータプログラム、いわゆるアルゴリズムによって行われている。

 

これは「ロボ・トレーディング」と呼ばれている。

 

ロボ・トレーディングは世界的なヘッジファンドから個人投資家に至るまで、投資の世界に多大な影響を及ぼしている。

 

 

【メリットとは?】

では、世界中で何兆ドルものマネーの取り扱いをコンピュータに任せてしまうことのメリット、そしてデメリットとは何なのだろうか?

 

個人投資家とってのメリットと言えば、頼りになるツールによってバランスのとれたポートフォリオを組み、ブローカーやファンドマネージャーたちを通して管理する従来のやり方に比べると費用を少なく抑えることができる、ということである。

 

もしコンピュータを使って自分で投資の管理をするのを好まないのであれば、コンピュータを使っているアドバイザーや仲介業者に頼むことも出来るだろう。

 

こういった業者としては「ロボ・アドバイス・カンパニー」などと呼ばれ、アメリカでは「Betterment」や「WiseBanyan」、イギリスでは「Nutmeg」「MoneyFarm」といった会社が知られている。

 

たとえば、WiseBanyanは従来の投資ファンドがチャージするような管理手数料を顧客から徴収しない。

 

またBettermentでは、婚姻関係、家賃収入、年金などといった40種類の変数をチェックし、そこから導き出した顧客に最適な退職プランを、わずか数秒間内にオンラインで提供できるという。

 

まさに安い金額で、コンピュータによるバランスのとれたサービスが素早く提供されるようになったのだ。

 

 

【マイナス面はあるの?】

これは私たちにとって素晴らしいニュースである一方、今までアドバイザーとして業務をしていた人たちにとっては困ったニュースなのである。

 

イギリスの大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドでは、窓口などで顧客と対面販売をする従業員のうち220名が解雇された。

 

新しいテクノロジーの導入による変化に対応するためのリストラだ。

 

   

www.bbc.com