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人工衛星画像の分析に人工知能を使うプロジェクト 米CIAまで参加か?

人工知能

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アメリカのCIAと関連のある企業が、アマゾンと協力し、かつてない詳細なレベルで地球の情報を詮索できる「コンピュータ・ヴィジョン」の使用に向けた取り組みを始めた。

 

「CosmiQ Works」と呼ばれるその企業はCIAと密接な関係を持っている。

現在オンライン通販大手アマゾンや衛星マッピングの開発をする「DigitalGlobe」と手を組み、地球上で起こっている出来事を解析するためのアルゴリズム開発に取り組んでいる。

 

人工衛星はすでに宇宙から驚くほど詳細な画像を取得できる。

しかし今回CIAが参加しているこのプロジェクトではもう一歩深く踏み込もうとしており、画像を分析するために人工知能も使用する予定だ。

 

この事業では、6千万枚の衛星画像を収集し「SpaceNet」と呼ばれるデータベースに格納することを目指す。

SpaceNetのデータは一般公開される予定。

プログラマーたちは画像から地上で起こっていることを分析し、存在する建物や自然をハイライトしてくれるアルゴリズムの設計を行う。

 

しかし同時に、このニュースはプライバシー保護を訴える団体や陰謀説を唱える人たちを震撼させている。

調査衛星が私たち全員を観察し続けるようなイメージを思い起こさせるものだからだ。

 

衛星マッピング開発企業である「DigitalGlobe」は、変化を止めない地球に関する大量のデータを毎日収集している。

このデータ群を使うことで、今回のプロジェクトはより効果的に機能すると見られている。

DigitalGlobeの役員は「世界では、分刻みで様々なことが起こっています。地球規模で画像を収集できる現在、私たちはそれを最大限に活かすためにデータ分析能力を高めていかなくてはいけません」と語っている。

「自然災害への対応、地球規模の安全に対する脅威への対策、健康問題の改善など、多くの問題解決の手助けをしてくれるAIを使用したアプリケーションは、SpaceNetの活用によって大きく進歩するでしょう」。

 

また「NVIDIA」という企業もこのプロジェクトに参加している。

「DIGITS ディープ・ラーニング」という機械学習の開発を進めることで、収集された画像の分析を自動で出来るようにすることを目指している。

NVIDIAの担当者はこう語る。

「AIアルゴリズムの開発というものは、SpaceNetのように大規模でハイクオリティかつラベル付けのされている「データセット」と、変化に対応できるオープンソースの「機械学習機器」とによって大きく進歩してゆくものなのです」。

「私どものDIGITSディープ・ラーニングをSpaceNetのデータセットに用いることで、専門家たちは地理空間アプリケーションを作り出すことができるでしょう」。

 

   

www.thesun.co.uk